オンライン自由診療(体重管理外来)
はじめに ― なぜ「体重管理」が大切なのか
体重は、見た目だけの問題ではありません。約90万人を対象とした大規模な国際研究では、男女ともに、死亡率が最も低くなるのはBMI(体格指数)が22.5〜25のときで、そこから外れると、高すぎても低すぎても死亡リスクが高まることが示されています。
これによれば、男女とも、BMI22.5〜25の範囲(緑色の帯)で死亡率が最も低く、太りすぎるほど右肩上がりにリスクが高まることがわかります。この研究によると、BMIがこの範囲を超えて5増えるごとに、全体の死亡リスクは平均で約3割高くなります。BMIが30〜35になると平均的な寿命が2〜4年、40を超えると8〜10年短くなるとも試算されており、これは喫煙に匹敵する影響です。〔出典:Prospective Studies Collaboration. Lancet 2009; 373: 1083-96〕
では、太りすぎると具体的にどのような病気のリスクが高まるのでしょうか。とくに大きいのが、心臓や血管の病気です。
これによれば心筋梗塞などの虚血性心疾患は、BMIが上がるほど死亡率が大きく高まります。脳卒中も、BMI25を超えるあたりから上昇していきます。つまり肥満は、高血圧・脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病を引き起こし、それらを通じて心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気につながっていきます。逆に言えば、適切な体重管理は、これらのリスクを下げることが期待できます。
一方で、これらの研究は「痩せていればいるほど良い」わけではないことも示しています。BMIが22.5を下回る範囲ではむしろ死亡率が上がる傾向があり、健康にとって望ましい体重には「ちょうどよい範囲」があります。
当院は内科系医院として、見た目だけでなく、こうした将来の健康を見据えた体重管理をお手伝いしたいと考えています。だからこそ、すでに標準的な体重の方や痩せ気味の方には減量のお薬を原則として使わず、安全のために血液検査の結果も確認させていただきます(詳しくは下記「当院の体重管理外来の考え方」をご覧ください)。
当院の体重管理外来の考え方
当院は美容のみを目的としたクリニックではありません。責任ある内科医院として、健康に配慮した体重管理を目指しています。そのため、次の点を大切にしています。
| 安全第一の処方 | 体重を減らすこと自体が目的ではなく、健康上のリスクを減らすことを目的とします。 |
|---|---|
| 検査結果を確認します | 安全に治療を行うため、初診時に最近の血液検査の結果を確認させていただきます。 |
| すでに痩せている方(BMIが18.5未満の方)には原則として処方しません | BMIが痩せ気味の方に減量のお薬を使うことは、健康上のメリットが乏しく、かえってリスクになりうるためです。 |
体重管理の基本は、あくまで食事・運動を中心とした生活習慣の見直しです。お薬を使う場合も、生活習慣の改善とあわせて、医師の管理のもとで無理なく進めていく方針をとっています。
こんな方におすすめです
- 肥満があり、健康のために減量に取り組みたい方
- 食事や運動など生活習慣の改善に取り組みたい方
- お仕事や育児などで通院時間の確保が難しい方
診療内容
- 体重・食事・運動習慣の確認
- 血液検査結果の確認と、必要に応じた検査のご案内
- 生活習慣改善に関するアドバイス
- 医師が必要と判断した場合のお薬の処方
- 継続的な体重管理のサポート
使用するお薬について(マンジャロ/チルゼパチド)
マンジャロは、GIPおよびGLP-1という2つのホルモンの受容体に作用する注射製剤です。これらは食欲や血糖の調整に関わるホルモンとして知られています。医師の管理のもとで使用することで、食事量を意識しやすくなる、食後の満足感が続きやすくなるといった働きが報告されており、生活習慣改善の取り組みを補助する役割が期待されています。効果の現れ方には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。
ご利用の流れ
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ご予約(HPタブまたはLINE追加より)
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問診票の入力
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オンライン診療
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お会計
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お薬の発送
ご利用にあたって
- 安全に治療を行うため、初診時は1年以内の健康診断結果または採血結果の提出をお願いしております
- 採血結果をご提出いただけない場合や、必要な検査項目が不足している場合は、診療前に採血検査をご案内することがあります
- BMI18.5未満の方(例、160cmなら47.4kg未満、155cmなら44.5kg未満の方には処方することができません)
- 18歳未満、または70歳以上の方
- 妊娠中、妊娠の可能性のある方、授乳中、または2ヶ月以内に妊娠を予定している方
- うつ病をはじめとする精神疾患をお持ちの方
- 脳下垂体や副腎の機能不全、栄養不良など、低血糖を起こす可能性が高い方
- 過度のアルコール摂取者
- マンジャロの成分に対してアレルギーがある方
- 膵炎などの膵臓疾患、甲状腺疾患、重度の胃腸障害(胃潰瘍、炎症性腸疾患など)の既往がある方
- 大きな腹部手術や腸閉塞の既往がある方
- 糖尿病薬、ワーファリンなどを服用中の方
- 上記に該当しなかった場合でも、医師の判断により処方お断りすることもあります。あらかじめご承知おきください
※ピルとの併用は胃内容物排出遅延作用や消化器症状により避妊効果が減弱する恐れがあり、併用注意となります
※オンライン診療のみでは十分な診察が難しいと医師が判断した場合は、対面診療をご案内することがあります
健康的で無理のない体重管理を一緒に目指しましょう
副作用について
| 一般的な副作用 | 吐き気、食欲不振、便秘、下痢、倦怠感など、かなりの方が感じますが、徐々に慣れてくることが多いです |
|---|---|
| 自己注射による副作用 | 注射部位の出血、内出血、痛み、赤み、熱感、しこりなど |
| 重大な副作用 | 低血糖、膵炎、胆石、腸閉塞、甲状腺髄様癌、視力障害、うつや不安などの精神症状 |
| 低血糖が起きた場合 | 冷や汗、頭痛、めまい、意識消失、手足の震えなどが現れたら、すぐに糖分を摂取してください |
| アレルギー反応 | まれに発赤、腫れ、動悸、アナフィラキシーショックなどが生じることがあります。異常を感じた際は、直ちに医療機関にご相談ください |
費用について
体重管理外来は自費診療(自由診療)です。健康保険は適用されません(表示価格は全て税込です)
※当院は原則2本(1箱)から最大4本(2箱)までのお渡しとなります
自由診療・未承認医薬品等に関する注意事項
医療広告ガイドラインに基づき、以下の事項をご説明します。
| 未承認医薬品であること | マンジャロは2型糖尿病の治療薬として国内で承認されていますが、体重管理(肥満治療)のみを目的とした使用は国内で承認されていません。 |
|---|---|
| 入手経路 | 当院では、国内の医薬品卸売業者を通じて、国内で承認された医薬品を仕入れています。個人輸入等は行っていません。 |
| 国内の承認医薬品等の有無 | 同じ有効成分(チルゼパチド)の製剤として、肥満症治療薬「ゼップバウンド」が国内で承認されています。 |
| 諸外国における安全性等 | 同一成分の製剤は米国FDA等で承認されていますが、美容・痩身・ダイエットを目的とした使用について、長期的な安全性が十分に確立されているとは言えない側面があります。 |
| 医薬品副作用被害救済制度について | 承認された用法・用量と異なる使用となるため、重篤な副作用が生じた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。あらかじめご了承ください。 |
本外来は効果を保証するものではありません。診療内容は患者さんの状態により異なります。詳しくは診察時に医師よりご説明します。
