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白血球増多症

白血球増多症とは?

白血球は、体を感染や異物から守る免疫の重要な細胞です。
血液中の白血球の数が基準値よりも多くなった状態を「白血球増多症」と呼びます。
これは特定の病気というよりも、体内で何らかの異常が起きているサインです。
一過性で心配のない場合もありますが、まれに重大な疾患が背景にあることもあり、適切な評価が重要です。

原因

白血球増多の原因はさまざまです。最も多いのは、細菌感染や炎症に対する反応です。
肺炎や尿路感染症、虫垂炎などの急性疾患では、白血球が一時的に増加します。
ストレス、喫煙、激しい運動後にも上昇することがあります。
また、ステロイド薬の影響でも増加することがあります。

一方で、白血病などの血液のがんや、骨髄の異常によって持続的に白血球が著しく増加する場合もあります。
特に慢性骨髄性白血病(CML)などでは、無症状で見つかることもあるため注意が必要です。

症状

白血球が増えても、それ自体に明確な症状が出るとは限りません。
原因となる病気の症状、たとえば発熱、咳、排尿時の痛み、傷の腫れなどが見られることが多いです。
白血病などが原因の場合は、倦怠感、発熱、体重減少、皮下出血、貧血症状などがみられることもあります。

診断

血液検査で白血球数が基準値(一般に1μLあたり4000~9000程度)を超えているかどうかを確認します。
その後、どの種類の白血球が増加しているか(好中球、リンパ球、単球など)を分類し、原因を絞り込みます。
感染症が疑われる場合は、追加の血液培養や尿・画像検査などを行います。
白血病が疑われる場合には、精密な血液像検査や骨髄検査が必要です。

治療

治療は原因に応じて行われます。
細菌感染が原因であれば抗生物質の投与、薬剤性であれば原因薬の中止、ストレスや運動が原因であれば経過観察となります。
白血病などの悪性疾患であれば、血液内科による専門的な治療(化学療法、分子標的薬など)が必要です。

白血球増多は、体内の異変を示す大切なサインのひとつです。
一時的な変化に過ぎないことも多いですが、重篤な疾患の初期症状であることもあります。
当院では血液検査を迅速に行い、必要に応じて専門医療機関と連携して適切な診療を行っております。
健康診断で指摘された方や、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

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