血液・尿検査
当院では血液検査や尿検査などを迅速に行える院内検体検査室を備えており、一般的な検査項目については専用の分析装置を用いて検査結果をその場で確認できます。
これにより、発熱や腹痛などの急性疾患にも即時対応が可能で、糖尿病や高血圧などの慢性疾患においても、検査結果をもとにその場で治療方針を調整できます。
多項目自動血球計数装置 Poch-80i
シスメックス社が提供する多項目自動血球計数装置で、少量の検体で白血球・赤血球・血小板などの主要な血球成分を迅速に測定できるコンパクトモデルです。
精度の高い血液検査を短時間で実施できるため、その場で結果を確認して診察中に治療方針を決定することが可能です。
特に感染症や貧血、炎症反応の評価、薬剤の副作用チェックなど、幅広い疾患の初期評価に役立ちます。
測定可能な項目
WBC(白血球数)、RBC(赤血球数)、Hb(ヘモグロビン)、Hct(ヘマトクリット)、MCV(平均赤血球容積)、MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)、PLT(血小板数)など
当院では、発熱や体調不良を訴える患者様の炎症や感染症の評価、健康診断後の精査、慢性疾患のフォローアップなどに活用し、迅速かつ的確な診療の支援に貢献しています。
乾式臨床化学分析測定ユニット スポットケムD-02
アークレイ社が開発した乾式臨床化学分析装置です。
高い測定精度を兼ね備えた検査機器で、かつ短時間で結果を確認して診察中に治療方針を決定することが可能です。
測定可能な項目
Na(ナトリウム)、K(カリウム)、Cl(クロール)、T-cho(総コレステロール)、HDL-C、LDL-C、TG(中性脂肪)、Glu(血糖)、BUN、Cre(クレアチニン)、UA(尿酸)、T-Bil(総ビリルビン)、TP(総蛋白)、Alb(アルブミン)、AST、ALT、γ-GTP、ALP、LDH、Ca、AMY(アミラーゼ)など
当クリニックでは、生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症など)の管理や、急性疾患のスクリーニング、薬剤の副作用チェックなど、幅広い診療場面で活用しています。
全自動免疫測定装置 アイギアプロ(K)
MINARIS社が提供する全自動の免疫測定装置で、主に糖尿病関連指標や感染症マーカーなどの測定に対応しています。
高精度かつ迅速な測定が可能で、また必要最小限の検体量で複数項目を同時に測定できるため、患者様への負担も少なく、スムーズな診療が可能となります。
測定可能な項目
CRP(C反応性蛋白)、HbA1c(ヘモグロビンA1c)、ACR(尿中アルブミン/クレアチニン比)
当クリニックでは、発熱時の炎症マーカー測定、糖尿病の管理などに活用しており、患者様に迅速かつ的確な医療を提供するための重要なツールとなっています。
アントセンスデュオ
HORIBA社が提供する全自動の血糖・HbA1c分析装置で、1台で血糖値とHbA1c(ヘモグロビンA1c)を迅速に測定できるコンパクトな装置です。
短時間での測定結果表示により、診察中に結果を説明し、その場で治療方針を決定することが可能です。
また、精度の高い測定が安定して行えるため、継続的な血糖コントロールの評価にも安心して使用できます。
測定可能な項目
血糖(Glu)、HbA1c(ヘモグロビンA1c)
当医院では、糖尿病のスクリーニングや継続的な治療効果の評価、生活習慣改善の指導などに幅広く活用しており、患者様にわかりやすくタイムリーな医療を提供するための重要な検査機器となっています。
ラピッドピアII
SEKISUI社(積水メディカル)が提供する全自動の免疫測定装置で、感染症や炎症マーカーなどの測定を迅速に行うことができます。
その場で正確なデータを得ることができるため、診療効率の向上に大きく貢献します。
発熱や炎症の評価、内分泌疾患のスクリーニングなど、さまざまな臨床シーンに対応可能です。
測定可能な項目
BNP、cTnI(心筋トロポニンI)、Dダイマー、H-FABP(ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白)、fFN(胎児性ファイブロネクチン)、PCT(プロカルシトニン)
当クリニックでは、急性心筋梗塞や心不全のスクリーニング、感染症の重症度評価などに活用しており、より的確かつ迅速な医療提供に役立っています。
ガルスタプロ
Techno Medica社が提供するコンパクトな全自動血液ガス分析装置で、クリニックにおいても迅速かつ簡便に血液ガス分析を行うことができます。
微量検体で多項目を同時測定できるため、院内での即時対応が求められる状況において特に有用です。測定結果は短時間で得られ、診察中の判断や処置の迅速化に貢献します。
測定可能な項目
pH、pCO2、pO2、Na(ナトリウム)、K(カリウム)、Cl(クロール)、iCa(イオン化カルシウム)、Glu(血糖)、Lac(乳酸)、Hct(ヘマトクリット)、Hb(ヘモグロビン)、BE(塩基過剰)、HCO3-(重炭酸)、sO2(酸素飽和度)など
当クリニックでは、呼吸器疾患や心疾患が疑われる患者様の迅速な評価に活用しています。
また、在宅酸素療法を導入する際の評価や、緊急性の高いケースでの初期対応にも役立っています。
クリニテック ステータス プラス
Siemens社が提供する尿化学分析装置で、尿定性検査を迅速かつ高精度に自動で行える装置です。
診察中に結果を得てそのまま診療に反映できる即時検査(POCT)機器として非常に有用です。試験紙を使った視認判定に比べて、定量的でブレのない結果が得られるのが大きな特長で、検体の状態に応じて自動的に判定補正を行う機能も備えています。
測定可能な項目
尿糖(Glu)、尿蛋白(Pro)、潜血(Bld)、pH、比重(SG)、白血球(Leu)、亜硝酸塩(Nit)、ケトン体(Ket)、ビリルビン(Bil)、ウロビリノーゲン(Ubg)、アスコルビン酸(VitC)など
当クリニックでは、糖尿病・腎疾患・尿路感染症のスクリーニングや経過観察に活用しており、わずか数分で得られる正確な尿検査データが、日常診療の質の向上に役立っています。
RiverConnect
江東微生物研究所が提供する検体搬送および検査情報の連携を支援するシステムで、クリニックから検査センターへの検体提出・検査依頼・結果受取を一元管理することができます。
紙ベースでのやり取りが不要となり、検査の効率化と正確性の向上を実現します。
検査結果は電子カルテや院内システムと連携可能であり、診療の流れを妨げることなく迅速に確認・活用することができます。
当院では、腫瘍マーカーなどの特殊な血液・尿検査や培養検査などの特殊な感染症検査を外注する際にRiverConnectを活用しており、事務作業の軽減と結果確認のスピードアップにより、診療の質と効率の両面で大きな効果を上げています。
